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3.212018
ポーセラーツに使う材料や道具はどんなものを使うの?
私は数年前から自宅でポーセラーツのサロンを運営しております。
今回は、実際にはポーセラーツをする時にどのような材料(道具)を使っているかをご紹介
したいと思います。
おそらく、ほとんどにサロンでは道具は貸し出しを行なっているので生徒さんは改めて道具を
買い揃える必要はないと思いますが、もし体験したい方などは直接サロンの先生にお問い合
わせください。
ポーセラーツで使用する材料や道具はどんなもの?
【ワイプアウトツール】
転写紙を白磁に貼った後しっかりと空気や水抜きの作業をするときに必要になってきます。
細やかな場所や局面の場所の水抜きに適しています。また、スクラッチの模様を入れるとき
にも使用します。
【スキージー】
これも転写紙を白磁に貼った後に、空気や水抜きをする道具です。ゴムベラのような形をして
いるので、面の大きな転写紙の水抜きに最適です。
【デザインカッター、カッターマット】
好きな部分の転写紙をカットする時に使用します。鋭い刃先なので細かな部分もカットする
ことができます。カットする時に、机の上を傷つけないようにするためにカッターマットを
敷いてカットします。
【コンパスカッター】
このカッターは、円を作りたい時に使用するカッターです。円を作る専門の道具なので綺麗な
円を作成することが可能です。また、定規のように幅を測ったりする時にも便利です。
直径15cmの円までカットできます。
【スタビロ鉛筆】
転写紙に印をつけたり、型を制作したい時・下書き用に使用します。鉛筆のように転写紙の
上に書けるのですが、800度で焼成するときちんと消えてなくなるので印をつける時に便利
な道具です。
【デキャールソフター】
転写紙を重ねて使用した場合などに、このデキャールソフターを焼成前に塗っておくと
カバーコートが柔らかくなるのでそれぞれの転写紙が綺麗に焼成されます。また、ちょっと
厚手の転写紙に使用する場合もあります。
【パレットナイフ】
上絵の具をこのナイフを使ってよく混ぜ合わせます。粉の絵の具の粒子をしっかりと潰し
たり、練ったり混ぜ合わせるときに使用します。
【金液】
液体タイプの金です。この金液は本物の金を使用しているので、扱い方に特に注意が必要です。
また、焼成温度の他のものと異なります。セラミックマーカーの金液よりも焼成後は、マッド
な仕上がりとなるので優雅な感じに仕上げたい場合などにおすすめです。
【セラミックマーカー】
このマーカーは、ゴールドやプラチナ、ブラックなどの色がありペンタイプになっています。
カップなどの淵やプレートの淵にアクセントをつけたい時に使用します。ドットな手書きに
したいときも使用します。
【上絵の具】
粉状の絵の具です。専用のメディウムを使ってこの上絵の具を溶いて使用します。複雑な形状
の白磁など転写紙では貼りにくいところなどを着色したい場合などは、この上絵の具を使って
色をつけていきます。着色はスポンジで行います。
【ペースト上絵の具イリス】
こちらは、最初から液体の絵の具になっています。そのまま使用することが可能です。普段の
絵の具のように直接使うことができるので筆で絵を描くことができます。絵を描くことが好き
なひとはおススメです。
終わりに
今回ここで紹介させていただいた材料(道具)は、ほんの一部です。この他にも、沢山の材料
(道具)を使用して様々な技法を取り入れながら作品を作っていきます。いろいろな道具を
使い分けて自分の思い描いている作品を作りあげていくことが可能です。
この記事の編集者
伊藤 直子
LYCKA代表を務めております。自身でもポーセラーツサロンを運営しており、毎日生徒さんと作品づくりを楽しんでおります。
北欧雑貨が大好きです。
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