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1.282018
ポーセラーツの作り方を手順で解説 – オリジナル食器・雑貨を作ろう
このページでは、サロンで実際にポーセラーツの作品がどのように作られるのか、
ステップバイステップで解説していきます。
準備するもの(転写紙を貼るだけの作品の場合)
スキージー
ワイプアウトツール
カッター
ピンセット
はさみ
定規
ティッシュ
お水を入れるトレー など
ほとんどのサロンでは、これらの道具は揃っているので当日は何も準備する必要はないと思います。
①自分が作成したい白磁を選びます
使える白磁はサロンごとに異なりますが、自分のお好みの白磁を選びます。
いつも使用するマグカップ、ケーキ皿、プレートなどの白磁も色々な大きさ、形があります。
また、季節に合わせて、クリスマスプレートやツリー型お雛様や節句などの白磁なども多数
あります。
お好きな文字も入れることが可能なのでウエディングボードや出産祝いの写真立てなどの
記念品やプレゼントにもピッタリ。
小さなお子様にはご飯茶碗とワンプレートなどをお名前入りのお揃い食器もおススメです。
白磁は、ガラスの含有量が多くなければ、(800度で焼成するため、ガラスの量が多いと溶けて
しまう場合があります)100円程度で売っている白磁でも大丈夫です。
ただし、サロンによっては持ち込みを禁止している所もあるので直接サロンにお問い合わせ
ください。
②使いたい柄の転写紙を選びます。
転写紙の柄や種類は豊富にあります。
(転写紙を仕入れるのは、それぞれサロンの先生方のため先生方の好みによります)
転写紙の柄もリボンやお花の定番から、シンプルな単色・ストライプ・ドットや
デザイナーズオリジナル転写紙・クリスマス・ハロウィンの季節のもまで多岐にわたるデザ
インが揃っています。
自分の使いたいデザインの転写紙を選び、使いたい柄をカットして、自由に貼りたい場所を
決めていきます。
転写紙を重ねて貼ることも可能なので、ストライプの上にリボンの転写紙を重ねて貼ったり
することもできます。(転写紙によっては重ね貼りができないものもあります)
③転写紙をお水につけます。(転写紙を台紙から剥がすため)
先ほどカットした転写紙をお水に浸します。(必ず転写紙の柄を上にして、お水に浸します)
しばらくすると、転写紙はお水を含むと絵柄が台紙から剥がれてきます。
④好きなところに転写紙をレイアウトします。
焼成前なので、何度でも貼り付け場所の変更が可能です。納得がいくまで、色々な場所に
貼って試すことができます。お気に入りの場所にレイアウトしていきます。
マグカップの内側や取っ手の部分などにも貼ることが可能なので、イニシャルや文字などを
内側に入れてオリジナル満載の作品もおススメです。
⑤貼る位置が決まったら、しっかりと水抜きをします。
スキージーやワイプアウトツールなどの道具をつかって水抜きをします。
空気やシワが残ったまま焼成すると、ちぢれやピンホールの原因となります。
丁寧に水抜きを行い、空気やシワが入らないようにしましょう。
⑥専用の電気炉でだいたい650度~800度で焼成します。
電気炉で650度~800度で焼成します。
焼成温度も技法や使っている材料によって異なります。
焼成するためには、およそ1日はかかるので作成した当日にお渡しをすることはできません。
また、大量に焼成する場合は数日かかることもあります。
焼成してからお渡しの期間は、それぞれのサロンで異なるので、直接サロンにお問い合わせください。
無事に焼成が完了したら、出来上がり!
この記事の編集者
伊藤 直子
LYCKA代表を務めております。自身でもポーセラーツサロンを運営しており、毎日生徒さんと作品づくりを楽しんでおります。
北欧雑貨が大好きです。
≫伊藤について
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